岩石日記

にわかファンデッカーです(´・∀・`)

鳥レポ2

どうも岩石です

今回は第8回鳥オフに参加するにあたって構築したデッキの概要、感想などを書いていこうかと思います。

鳥オフの概要はこちら↓

https://twipla.jp/events/605472

 

さて今回も鳥は続投ですが一応おさらいしておきましょう

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【RR–ブレード・バーナー・ファルコン】

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/鳥獣族/攻1000/守1000
鳥獣族レベル4モンスター×2
(1):自分のLPが相手より3000以上少なく、
このカードがX召喚に成功した場合に発動できる。
このカードの攻撃力は3000アップする。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、
このカードのX素材を任意の数だけ取り除いて発動できる。
取り除いたX素材の数だけ、相手フィールドのモンスターを選んで破壊する。

 

い つ 見 て も  使 い 辛 い (´・∀・`)

 

それはさておき今回のレシピはこちら

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1.前回からの大きな変更

前回から基本ルートを改良した結果、展開途中にバリケイドベルグを経由させて手札を捨てる事が可能になりました。

素引きをケア出来るようになった為、罠カードは全てピン差しに変更されています。

同時にRRの宿命である2枚初動への回答として星4の鳥を全てバニシングレイニアスへと変換出来るスワローズネストを3枚、ミミクリーを落としてバニシングレイニアスを加えられるおろかな埋葬が追加されています。

また前回ブレイブストリクス、ソウルシェイブフォースへ妨害を受ける場面が多かったので墓地への罠供給ルートを太くする目的でおろかな副葬を採っています。(余ればレディネスでも落としておけば良いですしね)

トータル枚数は据え置きの最低枚数40枚。

 

2.基本ルートを辿った場合の最終盤面

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フルアーマードエクシーズを使うか否かは相手の盤面によりますがリンクメイルデーモン、ブレードバーナーファルコン、トークン3体の盤面が基本になります。

展開強度としては2妨害程度であれば本体であるブレードバーナーファルコンは出力可能です。

また、上振れした場合はブレードバーナーファルコンがさらに1体盤面に追加されます。

今回の盤面はインパクト重視(゚∀。)

 

3.感想

今回の結果

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前回と同様、全ての項目で4.0以上の評価をいただきました。

第4回からブレードバーナーを使い続けた甲斐あり今回遂に優勝という事で嬉しい限りです。

 

クオリティについて

前回と違いルート検証の時間は十分ありました。

基本ルートの再調整に加え闇縛り状態でも本体を出力出来る妥協ルートの増設、それに伴った安定性を高める枚数調整を行いました。

究極と言っても差し支えないクオリティに仕上がっていると思います。

 

安定性について

フィニッシャー構築は出力出来なければ評価は0、故に最も意識して構築した為かなり高いです。

今回対戦した13戦中11戦は基本ルートのMAX展開を、残り2戦でも本体を出力した上でビートを行えているので安定した出力と言えるかと思います。

(勝てるかどうかは別の話ですが)

 

スピードについて

依 然 と し て や り す ぎ

ここについては申し訳ないですがまあまあ皆さん生き残ってくださってるのでセーフ(?)

コンセプトはデッキの持つポテンシャルを1ターンに凝縮して絞り尽くすことによる刹那的な輝きの演出です。

 

所管

初参加からブレードバーナーを握り続けての優勝という事で正直とても嬉しく思います。

正直な話これ以上にこの鳥を活かす事が出来るデッキ構築は無い、そう思える地点まで来ていたのでこれで優勝出来なければもう無理かもなと思っていました(笑)

 

今回の鳥オフもステルスバードや隼の騎士といった懐かしいカードや依然として狂った発想のデッキが多数見受けられました。

ブレードバーナーは一区切りという事で次からは別の鳥を使って多少なりとものんびりとバードウォッチングをして行きたいと思いますのでよろしくお願いします(*´ω`*)

フィニッシャーデッキ構築論

f:id:ganseki3205:20240310054238j:imageどうも岩石です

前回鳥レポ以来、2回目の記事ですね(´・∀・`)

 

前回の記事を書いた頃に見かけて気になった意見がこちら↓

「フィニッシャー構築は難しい」

 

……なるほど

実際のところ鳥オフ初参加はランキング圏外ですし確かにそうかも

というわけでもしかしたらいるかも知れないフィニッシャー構築したい人のヒントになれば思って記事を書いてます。

※あくまで個人の意見であり他の方の構築論を否定する意図はありません。

合わなかったら変な事言ってんなくらいに思ってもらえればいいかと(´・∀・`)

 

1.フィニッシャー構築で抑えるポイント

・安定性

個人的に最も重要なポイントです。

『出力出来れば魅せれる構築』は大体の場合出力出来ずに終わります。

フィニッシャーはその性質上、出力出来ない場合アピールポイントを完全に失うのが厳しいところ。

 

・スピード

次点で重視するポイントになります。

動く過程を見せる『エンジン型』と異なり『フィニッシャー型』は最終結果を見せる必要があります。

2〜3ターン程度で最終盤面を作れるデッキパワーがあればほぼ問題無いでしょう。

 

・強調性

上記2点とは違う意味で重要なポイントです。

エースよりも目立つカードを極力採用しない事でエースの存在感を出す事が出来ます。

バロネスやサベージドラゴンなどの汎用性の高い強力なカードを採用すると『エース要らなくない?』という評価を受けやすくなります。

 

2.構築の方向性

個人的な考えとして『エンジン型』と『フィニッシャー型』は求められる構築の方向性が異なります。

 

・『エンジン型』に求められる構築

所謂『エンジン』をスタートにして複数のルートとゴールを作る構築。

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どのゴールに行く場合にも必ず『エンジン』を経由して多様性を見せる事が重要。

 

・『フィニッシャー型』に求められる構築

複数のスタートを用意して1つの『フィニッシャー』をゴールとする構築。

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安定してゴールまで向かう事を前提とし、その上で残りの札から盤面の底上げを考える。

 

3.悪い例

悪い例として6年前に初参加してランキング圏外だった私のデッキを見てみましょう。

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(´・∀・`)ナニコレ

 

・安定性 ❌

理想の動きにおろかな重葬と高等紋章術の2枚を要求するので事故りやすい

・スピード❌

出力が高等紋章術頼りの上展開が得意なテーマでは無い都合非常に遅い

・強調性❌

どう考えてもシルフィーネが目立つ

ベルナーズファルコンのレベル変更効果に注目していると思われかねない

 

こ れ は ひ ど い

 

4.最後に

長々と語りましたがカードとの向き合い方は人それぞれ違うでしょうし正解は無いと思います。

ここまで読んでくださった方がカードと向き合う時、多少なりとも考えの幅を拡げる助けになれれば幸いです。

 

鳥レポ

どうも岩石です

今回は第7回鳥オフに参加するにあたって構築したデッキの概要、感想などを書いていこうかと思います。

鳥オフの概要はこちら↓

https://twipla.jp/events/314517

 

まず今回の主役はこちら

f:id:ganseki3205:20231110183902p:image

 

【RR–ブレード・バーナー・ファルコン】

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/鳥獣族/攻1000/守1000
鳥獣族レベル4モンスター×2
(1):自分のLPが相手より3000以上少なく、
このカードがX召喚に成功した場合に発動できる。
このカードの攻撃力は3000アップする。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、
このカードのX素材を任意の数だけ取り除いて発動できる。
取り除いたX素材の数だけ、相手フィールドのモンスターを選んで破壊する。

 

特定条件下にてX召喚すると打点が上昇する効果と戦闘破壊時に対象を取らない除去を飛ばす効果の2種類の効果を持つカードです。

 

非常にピーキーな性能をしている都合、純構築のRRですら採用が見送られる場合がほとんどでしょうね(´・∀・`)

 

非 常 に 使 い 辛 い

 

さて、そんな鳥をメインに据えた今回のレシピがこちら

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1.デッキの構築要素

①ライフ差を作るためのカード

②コンボルート構築用のカード

③鳥の特性を伸ばすためのカード

 

2.コンボルート

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①レイダーズナイトを起点にブレイブ→レディジャスティス→アーセナルノワール→ヒール→ワイズと展開する事で星4のRR2体を盤面に出力しつつ同時に2種類のRUMを回収(上段)

 

②レイドフォースによる墓地からの回収を挟みソウルシェイブフォースを2回発動する事でライフを半分にしつつベアトリーチェ2体を出力(下段左)

 

③この時点でLPは初期の1/4の2000P

ほとんどの場合ライフロス条件はクリア出来るのでブレード・バーナーを出力後、リンクメイルデーモンによる攻撃力4000ダウンと耐性付与の盤面を作れます。(下段右)

 

④尚ライフ差が足りない場合はトランザクションロールバックでイチロクの魔物台帳を選択する事で調整が可能、足りている場合は盤面に合わせた罠をコピーする事でワンショットキルが成立します。

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謝罪

本番にて1回リンクメイルデーモンの代わりにトポロジックゼロヴォロスを出力し盤面リセット、その後ブルームヴァルチャー②の効果で展開した場面がありましたがルールミスです。

ブルームの制約は②にもかかるので発動出来ません申し訳ない……

 

 

感想

ここからは本番の感想になります

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全評価項目で4.0以上をマークし、総合2位に入賞することが出来ました。

想定していた動きは全部やった結果なので優勝出来なかった事は悔しいですが悔いは無いです。

 

クオリティについて

今回のデッキは当初用意していたデッキ案を破棄し、1週間程度の期間で仕上げました。

諸々の検証時間が足りていなかった都合上採用枚数の最適化は不十分だったかもしれません。

それでも無駄の無い綺麗な展開ルート構築をする事は出来たのかなと思います。

 

パワーラインについて

見ての通りですが相手の動きに干渉するカードはグロリアスブライトとイチロクの魔物台帳のみでほぼ妨害する気が無いです。

基本は後攻を選択してのバードウォッチング。

 

スピードについて

完 全 に や り 過 ぎ ま し た

4年ぶりの鳥オフのパワーが読めず高めに作った事、RR新規の発表から本番までの時間が1週間しか無く耐久戦を想定した調整が間に合わなかったなど色々と重なった結果後攻ワンキルを中心としたデュエル結果になってしまった事は反省です。

 

所感

4年ぶりの開催となる鳥オフ、今回も様々なデッキを見る事が出来ました。

自分には出来ない発想、思いつかない角度からのアプローチなど非常に良い刺激を得ることが出来てとても楽しかったです。

 

様々なカードを組み合わせてデッキを作り上げることが出来る点に遊戯王の楽しみを見出してる者なので次の機会も非常に楽しみです。